NEC VersaPro J タイプVRのCPUを換装
NEC VersaPro J タイプVRのVJ16M/RF-XというノートPCをLinuxで運用しているが、搭載しているCeleron MというCPUが遅いため、Pentium Mに換装する話
2016-07-18 | コンピューター
Celeron Mが遅い
NEC VersaPro J タイプVRのVJ16M/RF-X(2006年5月発売)という10年選手のノートPCをantiX 16 i386(Debian 8 Jessieベース)というOSで運用している。しかし、搭載しているCPUのIntel Celeron M 380がボトルネックと感じる今日このごろ。そこで、このCPUを同じDothanコアのIntel Pentium Mに換装することにした。このPCと同じラインアップのノートPCにはソケット479のマザーボードが採用され、BIOSも共通とのことで、実際このラインナップには以下のとおりDothanコアのPentium Mを搭載している製品もある。
- VJ20F/RF-X: Pentium M 760
- VJ17F/RF-X: Pentium M 740
- VJ16M/RF-X: Celeron M 380 ← ラインナップ中で最弱の我がPC
だから換装できるっぽい。
ラインナップのその他スペック
NEC VersaPro J タイプVRのその他の主要スペックは以下のとおり。詳しくはWayback Machine参照。
- チップセット: AMD Radeon Xpress 200M
- FSB: 533/400MHz
- GPU: AMD Radeon X300 IGP(IXP450)
- オンボードメモリー: PC2-4200(DDR2-533)256MB
- メモリースロット: PC2-4200(DDR2-533)SO-DIMMスロットx2(最大2GB)
- ビデオRAM: 最大128MBをメインメモリーと共有
- ハードディスク: チップセット内蔵コントローラー, シリアルATA
- オーディオ: チップセット内蔵コントローラー, High Definition Audio準拠
- イーサーネット: Broadcom NetLink BCM5789, 1000BASE-T有線LAN
- USB: チップセット内蔵コントローラー, USB2.0 x5
- PCカードスロット: Richo RL5C476 II, CardBus対応Type I/II x2又はType III x1
- ディスプレイ: 15型TFTカラー液晶, XGA(1024x768)
ちなみに、我がPCはメモリーを最大容量まで積んでいる。
VJ16M/RF-Xを分解
- ACアダプターを外し、バッテリーパックを外す
- ハードディスクを格納している蓋を開け、そこにあるすべてのネジを外す
- パームレストを外し、キーボードを固定しているすべてのネジを外す
- ヒンジの爪を上げて液晶パネル部と本体部を分離させ、電源ボタンやワンタッチスタートボタンのあるパネルを外す(これをしなくてもキーボードを外せるかも)
- キーボードを外すと金属製のカバーが見えてくるので、このカバーを固定しているすべてのネジを外す
- カバーを外すとCPUを覆うヒートシンクとクーラーが見えてくるので、それらを固定しているすべてのネジを外す
- 上の画像の状態になる
ちなみに、各ネジの長さは微妙に異なることがあるので、どこから外したネジかわかるようにしておく。
Celeron Mよさようなら
- 上の画像にあるCPUソケットのマイナスネジを回し、CPUを取り出す
- 用意したPentium MをCPUソケットに嵌め、マイナスネジを元に戻す
- ヒートシンクから古いCPUグリスを拭き取る
- Pentium Mに新しいCPUグリスを塗る
- エアーダスターでヒートシンク、クーラー、排気口などを掃除後、すべて組み立て直す
CPU換装後の稼働テスト
う~ん、ちょっとは速くなったのかも、くらいの体感。まあそんなもんでしょ、ベンチマークを取るまでもない。と言うか、もう一つのボトルネックのGPUがそのままだし。しかしNINTENDO 64、ニンテンドーゲームキューブ、WiiのGPUを開発したあのArtXの系譜のIGPとして愛着があるので、そこは目を瞑ることにした。ちなみに、換装後のCPUもC0ステッピングだったためPhysical address extensions(PAE)やNXビット(XDビット)に対応していたので、OS側で設定等を弄る必要はなかった。



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